エジプトで日焼けだと思ったらまさかのアトピー性皮膚炎を発症した話!!
初めて私がエジプトに行ったのは、十代の終わりごろです。
その時はまだエジプト在住ではなく、知り合いの知り合いのエジプト人宅に夏休みの間ホームステイをさせて貰っていました。時期は7月頃からひと月ほど滞在しました。
エジプトの夏というのは、まぁ~~~~とてつもなく暑いわけです。日中は軽く40℃越えでお昼間の平均気温は45℃ぐらいあります。
しかも!!なんと!それなのに!
ホームステイ先にのお宅にはエアコンなる文明の大変ありがたい物がなく、、、。その代わりに、申し訳程度にユラユラゆったり回るシーリングファン的?な物が45℃の暑さに対抗しようとしておりました。
そのうえエジプトは停電が日常茶飯事で、一度停電すると短いときで30~1時間。長い時で3~5時間近く全く電気が使えない状況になります。なので、微風にも満たないシーリングファンですら何だかありがたい存在になってきます(笑)
当然停電中、いや停電じゃなくとも朝から晩まで常に室内にいても汗ダラダラです。体じゅうベタベタです。外に出れば容赦なく照り付ける太陽、、家に入れば断熱素材なぞ無視したお家のなかでサウナ修行状態なのです。おまけにエジプトは湿度低いので、紫外線の影響をもろに受けやすいです。
エジプトに滞在して2週間ほどたったある日。朝起きて鏡を何気なくみると、右の首に赤いキスマークくらいの(キスマークなんてつけられたことないですが、、)うっすら付いてました、「あれっ?日焼け止め塗ったけど、昨日首掻いちゃったのかな?」なんて軽く考えてました。そのうっすらキスマーク風の痕は日本に帰国してからも、相変わらずで、しかも少し茶色くなってきたのでいよいよコレは日焼けだと思い、何を思ったのか、ふき取り化粧水をつけたコットンでゴシゴシと首の角質を取ろうとしてました。しかもご丁寧に爪で日焼けした皮を捲る要領でカリカリこさいでみたり。いや~本当にあのときの自分を殴りたいです(笑)
首の痕は一年たっても治らず、最初は右のちょこんとあった痕が鎖骨までのひろがり、仕舞には左の首、左側の鎖骨、そして首の後ろまで赤いのが広がっていきました。痒みもあったのでさすが(ようやく?)おかしいと思い皮膚科に行ったらあと「アトピー性皮膚炎」と診断されました。
お医者さん曰く、紫外線+乾燥+汗+日焼け止めの最悪な相性によって引き起こされたのではないかとのお話でした。何はともあれ、勝手に日焼けだと思ってあれやこれや試しことがアトピーを全部悪化させる原因だったのです。。。
今現在ではだいぶ症状も落ち着き、ゴワゴワ肌になるのも色素沈着もまぬがれています。しかし!!ここまで改善するには色んな本やネット情報から良いといわれているものを片っ端らから試してみては、一瞬良くなってもまた、痒くなったり、赤くジュクジュクに腫れたりの連続でした。
長文になってしまったので、次回かそのまた次あたりに、私が試して効果を実感的た改善方法をご紹介したいと思います。あと、使った商品も一緒にお勧めできればと思います。よろしければこの次もお付き合いくださいませ。
それでは、アッサラーマ السلام
サネン